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グランドピアノの特徴

グランドピアノの特徴

グランドピアノの特徴

CFX-2

グランドピアノの特徴は、ひと言で言うと“豊かで繊細な表現力”。いろんな表現の可能性があるから、演奏技術も深まります。

GP-1

形状

グランドピアノは、18世紀のはじめに発明された時から現在にいたるまで、基本的な形は変わっていません。つまりこの弦の張り方や響板の形状が、音響的に理想に近いものだからです。よってアップライトピアノに比べて、より力強い音、より繊細な音を表現することができます。さらに奥行きの長いものほど、響板面積が広くなり、弦も長く張れるので音が豊かに響きます。音楽ホールで使われるフルコンサートピアノの奥行きは、275cmにもなります。

 響板

響板から響く“直接音”と大屋根からはねかえる“反射音”の両方を聞けるので、音色がクリアであざやか。細かな音の表情を自分の耳で確かめながら弾けるので、演奏感覚を磨く上でも有利です。また、ピアノ全体が共鳴体となる構造により、多くの倍音が調和し、深みのある豊かな音を生み出しているのです。 タッチ ハンマーが自身の重さで無理なく戻るアクション機構なので、エネルギーロスが少なく、指先に込めた微妙なニュアンスを忠実に音に表現できるのです。また、すばやいトリルや毎秒約14回もの連打(アップライトピアノは約7回)がスムーズに行えます。グランドピアノでなければ弾けない曲がある、といわれるのは、こうした理由からなのです。

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ペダル

ペダルの中央にあるソステヌートペダルもグランドピアノだけのもの。響いている弦だけを長く保持でき、表現の幅を広げます。さらに左のソフトペダルは、音量だけでなく音色も変化させることができるので、より繊細な演奏が可能になります。

 

 

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